不動産投資

日本人がカンボジア不動産を購入する具体的な手順とは?

不動産投資家からも注目されているカンボジア不動産ですが、初めて投資する方など実際にどのようにして購入するのかわからない方もおられると思いますので、今回はカンボジア不動産を購入する手法と購入するうえで必要な基礎知識や注意点をご紹介します。


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外国人のカンボジア不動産購入規制

カンボジアでは外国人および外国企業(カンボジア人株主が51%以下の法人)の土地の所有は禁じられており、所有できるのはアパートやコンドミニアムといった集合住宅の2階以上(地下や地上階部分は購入が不可)のみとなります。

また、外国人が所有できるのは、全戸数の70%(全床面積の70%)以下であることが条件です。従ってカンボジアでの不動産投資の対象は基本的には、コンドミニアムなどの2階以上の部屋の分譲購入となります。

カンボジアは、他の東南アジア諸国の法規制と比較した時に比較的規制が緩いので、土地所有も無理とは言っても様々な方法で実質所有することは可能です。

 

カンボジア不動産の購入手順

まずは不動産仲介会社を選ぶ

カンボジアで不動産を購入するには、地元の不動産会社から購入するか、日本人が運営している会社から購入するかのどちらかです。不動産購入は複雑な手続きがあること、大きな金額が動くことを考えると、日本語でのサポートが受けられる仲介会社を利用した方が便利かと思います。また、自身で情報を収集するには限界のあるお客様にかわって、現地の最新不動産事情をアドバイスしてくれる仲介会社はお客様にとって強い味方になってくれるはずです。

物件を選ぶ

自社物件、仲介物件などの条件によってディスカウントや購入後のサポート要件などが変わってくることもありますので、仲介会社のアドバイスを参考にして最適な物件を選びます。可能であれば選んだ物件を実際にカンボジアで見て、ネットの情報だけでは分からない実際の情報を得ることをおすすめします。しかし、これだけの情報社会ですので現地に出向かなくても十分情報収集は可能です。

物件を購入する

日本人が運営している会社から購入する場合であれば、購入申込書などは日本語で用意してもらえますし、もちろん日本国内での申し込みも可能です。申し込み前には、仲介会社から諸費用やサポート内容(賃貸付けや物件の管理)、税金などの説明を受けましょう。

購入時にかかる諸経費・税金(一般的なものです)

  • 資産譲渡税:売買価格(評価額)の4%
  • 印紙税:100円以下
  • 売買手数料:仲介会社によって違います(売買価格の10%程度)
  • サポート料:仲介会社によって違います(売買価格の3%程度)

保有時にかかる諸経費・税金(一般的なものです)

  • 管理費:管理会社によって違います(賃料の5~10%程度)
  • 固定資産税:不動産評価額×80%×0.1%(1,000万円評価の物件なら8,000円)
  • 運営時不動産収入税:家賃の10%

売却時にかかる諸経費・税金(一般的なものです)

  • キャピタルゲイン税:20%ですが今のところは個人には適用されていません
  • 資産譲渡税:売買価格(評価額)の4%
  • 売買手数料:仲介会社によって違います(売買価格の10%程度)

物件の引き渡し

購入代金を指定の方法で支払い物件の引渡しとなります。賃貸に出される場合は仲介会社によっては賃貸業務を行っていない会社もあるので、適切な業者を紹介してもらうことも必要です。
また、カンボジアでは賃貸物件は一般的に家具付きが基本となりますので、家具を揃えるか、あらかじめ家具付きオプションを付けておくことをおすすめします。

 

まとめ

カンボジア不動産物件を購入する手順は、一般的にはこのような流れになります。仲介会社によって違いがありますが、重要なのは安心して任せられる業者を見つけることだと思います。

先ほどもお話しましたが、日本語でのサポートが受けられる仲介会社、お客様にかわって、現地の最新不動産事情をアドバイスしてくれる仲介会社は安心のできる業者であるポイントにもなりますので、是非とも、信頼の出来る業者を探して納得のいく投資物件を購入できるようにしましょう。

 

 

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